GLOBALG.A.P. – 適正農業規範に関する国際標準

私たちは世界中で安全で持続可能な農業を行うという非常に重要な目的を持って活動しているグローバル組織です。世界中で利用できる農産物認証の自主基準を定めており、G LOBALG.A.P.を認証基準に採用する生産者、供給業者、バイヤーの数は増加し続けています。

GLOBALG.A.P. – よくある一般的な質問 (General FAQs)

GLOBALG.A.P.制度およびウェブサイトについてご案内するため、よくある質問(FAQ)をいくつかまとめました。

1. GLOBALG.A.P.認証を取得するとどのような利点がありますか?

昨今の市場における小売事業者の大半が、安全かつ持続可能な農業を保証する基準を求めており、GLOBALG.A.P.認証は農場での食の安全と持続可能性を証明するとして高く評価されています。GLOBALG.A.P.基準を順守することで、生産者は国内と国外の両方で生産物を販売することができます。このように、GLOBALG.A.P.の主な基準である、総合農場認証(IFA)を取得した生産者はグローバル市場への切符を手にします。本基準は農作物(食用および花卉)、畜産、水産養殖の生産3分野に適用されます。

GLOBALG.A.P. 取得の つのメリッ

1. 世界的に認められているGLOBALG.A.P.基準に適合することで生産物の評価が上昇します。

2. 国内・世界で新規顧客、市場、サプライヤー、小売事業者にアクセスできます。

3. 食品の安全と生産物の安全についての風評被害のリスクを減らせます。

4. 農場のプロセスや管理の効率を改善します。

5. GLOBALG.A.P.番号(GGN)が受領でき、B2Bレベルで認識されやすくなり、トレーサビリティが容易になります。

 

ここで紹介ビデオをご覧ください。

2. 生産者向けの関連情報はどこで入手できますか?

生産者向けには、 www.globalgap.org/forproducersをご覧ください。認証の範囲やオプション(個人生産者か生産者グループかなど)、アドオン(カスタマイズされた認証ソリューション)についての詳細情報を掲載しています。

生産者グループの認証の説明ビデオはこちらです(オプション2)。

3. 認証を取得するにはどうしたらよいですか?

GLOBALG.A.P.認証をお選びいただき、ありがとうございます!GLOBALG.A.P.認証の取得を選ばれたのですね。ではその方法をご説明します。 www.globalgap.org/getcertifiedにリストアップされているステップに従うだけです!

要求される農場での検査や審査を実施できる認証機関についての情報はwww.globalgap.org/approvedcbsで入手できます。

すぐに認証を達成することが難しい場合、localg.a.p.はGLOBALG.A.P.総合農場保証認証取得の足がかりになることができます。生産者が特定の小売業者に販売する国において入手することができます。また、新興市場向けの費用対効果のよいソリューションとして、GLOBALG.A.P. IFA認証に向けた入門レベルの認証となり、生産者が段階を踏んで認証を取得する助けとなります。詳細については www.localgap.orgをご覧ください。

4. GLOBALG.A.P.認証の取得にはどの位の 費用がかかりますか?

GLOBALG.A.P.の認証にかかる費用は以下の部分から構成されています。

-       基準実施の費用:貴殿の農場の状況によっては、特定の基準に適合するために個別事情に応じて新しい方針やプロセス、設備を導入する必要があるかもしれません。

-       GLOBALG.A.P.の登録費用:この費用はGLOBALG.A.P.事務局から認証機関を通じて請求されます。再編成された料金体系はこちらをクリックしてください。

  • 農作物の生産に使用される生産者の登録費用は、生産を行っている面積(ヘクタール)に基づいて計算されます。GLOBALG.A.P.では施設栽培(温室)と露地栽培を区別しています。
  • 畜産および水産養殖の生産者の登録費用は、屠殺時の肉または水揚げ時の養殖水産物の量(トン)に基づいた計算に応じて請求されます。

-     認証機関に支払われるサービス費用:独立認証機関が行う検査および審査の費用(時間、交通費)およびサービス費用は生産者と認証機関の間で直接交渉し、個別費用の決定方針、検査および審査時間、交通費、準備に要した時間、フォローアップによって異なります。全認証機関のリストはwww.globalgap.org/approvedcbsでご覧いただけます。

 ご注意ください:認証は個々の品目に対して付与され、有効期間は1年です

5. GLOBALG.A.P.認定コンサルタント(ファームアシュアラー)はどこで探せますか?

GLOBALG.A.P.認証プロセスや管理点と適合基準(CPCC)適合のプロセスで支援を必要とする場合は、GLOBALG.A.P.のファームアシュアラーに連絡を取ることを強くお勧めします。このような専門コンサルタントは生産者を対象とした独自の承認済みGLOBALG.A.P.トレーニングを実施する資格を有しています。お近くのファームアシュアラーについての詳細な情報はここをご覧ください。

6. GLOBALG.A.P.認定コンサルタント(ファームアシュアラー)なるにはどうしたらよいですか?

ファームアシュアラーは独立した現場アドバイザー兼コンサルタントで、生産者が適正農業規範を実施し、GLOBALG.A.P.認証を取得するために必要なステップについて交渉できるよう案内します。このプログラムは、クライアントにコンサルティングサービスを提供する、農業・水産養殖業の事業者や組織が対象となります。詳細についてはここをご覧ください。

7. バイヤー/小売事業者向けの関連情報はどこで入手できますか?

GLOBALG.A.P.は、サプライヤーの立場で適正農業規範(G.A.P.)を推進し、高品質の食品に継続的かつ安定的にアクセスするに当たり、認証された生産プロセスから得られた生産物を入手することに対する小売事業者のニーズを理解しています。

小売事業者向けの全サービスについては www.globalgap.org/forbuyersをご覧ください。

GLOBALG.A.P.認証の取得でバイヤーが得られるメリットについての詳細は、 www.globalgap.org/buyerbenefitsをご覧ください。

8. GLOBALG.A.P.認証を受けた生産物を入手するにはどうしたらよいですか?

GLOBALG.A.P.認証生産プロセスには、B2Bレベルで生産者を識別できるよう、生産者の13桁のGLOBALG.A.P.番号(GGN)のラベルがついているものが多くあります。生産者とその生産物、認証状況についてのすべての情報は最高ランクの透明性と整合性を提供するGLOBALG.A.Pデータベースで集中管理されています。GLOBALG.A.P.認証を取得した生産プロセスを導入した生産者、またはそのプロセスによる生産物に関する情報は、こちらで検索できます。

GLOBALG.A.P.認証生産プロセスによる生産物を購入・販売する人すべてにブックマークパッケージを提供しています。GLOBALG.A.P.ブックマークを使えば、生産者の認証状況を簡単に記録し、監視することができます。ブックマークに登録するにはこちらをクリックしてください。ブックマークに関する詳細情報については、こちらをクリックしてください。

localg.a.p.プログラムを利用してサプライヤーの水準を上げる方法についてはwww.localgap.orgをご覧ください。

9. GLOBALG.A.P.コミュニティもしくは委員会、またはその両方に参加するとどのようなメリットがありますか?また、どのようにすれば参加できますか?

GLOBALG.A.P.コミュニティへの参加をお考えですか?それでしたら GLOBALG.A.P. メンバーシップという最適のソリューションがあります。参加メリットについての詳細はwww.globalgap.org/membershipをご覧ください。費用の概要についてはこちらをクリックしてください。

GLOBALG.A.P.のメンバーになると技術委員会への参加資格も得られます。新規委員の投票は四年に一度行われます。詳細をお知りになりたい場合はcommittees@globalgap.org.にご連絡ください。

また、様々な国別技術作業部会(NTWG)のいずれか一つに参加いただくこともできます。主なメリットや詳細をお知りになりたい場合はこちらをご覧ください。

10. GLOBALG.A.P.ロゴの使用についての指示はどこで見られますか?

本トピックについての情報は一般規程パート1‐一般要求事項、添付書類I (p.21ff)をご覧ください。 ダウンロードするにはこちらをクリックしてください(1.3MB)。

(文書センターでも入手可能です)。

 

 

11. GLOBALG.A.P.認証を使って可能なマーケティング戦略にはどのようなものがありますか?

- 会社ホームページに証明書とGLOBALG.A.P.番号(GGN)を掲載します。

- GLOBALG.A.P.番号(GGN)を名刺、パンフレット、Eメールの電子署名(B2Bレベルのみ)に記載します。

- 会社のコミットメントや認証についてホームページ、ニュースレター、ブログ、およびソーシャルメディアに掲載します。

 - あなたのサクセスストーリーを私たちに共有してくだされば、様々なチャネル(農家のサクセスストーリー、ニュースレター、ソーシャルメディア、フォトキャンペーン、および/またはG.A.P. アワード)で宣伝します。

- GLOBALG.A.P.のメンバーとなり、GLOBALG.A.P.コミュニティの一員となります。GLOBALG.A.P.認証の未来を形作るため、あなたのために私たちができることを www.globalgap.org/membershipで見つけてください。

12. 苦情がある場合、他に質問がある場合の連絡先はどこですか?

連絡先ページをご覧いただくか、私たちのチームリストより適切な連絡先をお選びください。

当社の苦情処理に関する情報についてはこちらをクリックしてください。苦情は苦情フォームを利用してcomplaints@globalgap.org宛に電子メールでお送りいただけます。(こちらからダウンロードしていただくか、ウェブフォームをご利用ください)苦情処理担当者から速やかにご連絡させていただきます。なお、苦情の調査中、提供された情報はすべて極秘扱いとさせていただきます。

13. GLOBALG.A.P.の電子リソース、規程、チェックリストはどこからダウンロードできますか?

公式文書はすべて文書センターでご覧になれます。

過去のイベントの写真やビデオはメディアセンターで入手可能です。

GAP in Actionのポスターはwww.gapinaction.orgで閲覧、ダウンロードできます。

14. 総合農場認証(IFA)5.2版についての情報はどこに掲載されていますか?

このトピックに関する一般的な質問(FAQ)については、 www.globalgap.org/faqv5.2 をご覧ください。

15. GLOBALG.A.P.総合農場認証(IFA)基準では、農場レベルにおける持続可能性についてどのように取り組んでいますか?

総合農場認証(IFA)基準では、食品安全と同様に環境面での持続可能性に関してもいくつかの管理点が設けられており、これらについて技術審査員の評価を受けます。これらの要素には、廃棄物および汚染源を管理するための行動計画の立案、農場での活動が環境に与える影響の評価、責任ある水の利用、生産に使用しない土地への全般的な配慮、効率的なエネルギー利用が含まれます。

生産者が国連の持続可能な開発目標に規定された目標の一部を達成できるよう、GLOBALG.A.P.総合農場認証(IFA)ができることについてはこちらをご覧ください。

16. 総合農場認証(IFA)の水産養殖基準は、養殖場レベルにおける持続可能性についてどのように取り組んでいますか?

総合農場認証(IFA)の水産養殖基準は、全生産工程(すなわち、孵化場、養殖場、飼料、収穫後のトレーサビリティ)について、FAOの水産養殖認証の技術ガイドラインで定められた4本の柱(すなわち、食品安全、環境、作業者、動物福祉)を網羅しています。安全な養殖水産食品を生産するために必要な資源は全て持続的に使用されなければならず、基準はこれに準じてガイドラインを規定しています。

17. 総合農場認証(IFA)の畜産物基準は、農場レベルにおける持続可能性についてどのように取り組んでいますか?

総合農場認証(IFA)畜産物基準は、FAOが定めた持続可能性の5原則を網羅しています。つまり「資源の利用効率を改善すること」「天然資源の保存、保護、増加のために行動を起こすこと」「農村部の生活、公平性、社会福祉を保護し、改善すること」「住民、地域社会、生態系の回復力を高めること」、および「信用のおける効率的な管理機構を運用すること」です。安全に動物を飼育するために必要な資源は全て持続的に入手できなければならず、またこの基準はこれに準じてガイドラインが規定されています。

18. GLOBALG.A.P.自身は持続可能性の実現のために何をしていますか?
  • 見本市のブースのほぼ全てが持続可能性に配慮した素材で作られています。
  • 完全なペーパーレス化を目指しています。販促資料の印刷を停止します。既に印刷物の量を減らす段階に入っています。
  • 2017年以降、全職員の出張についてカーボン・オフセットを行っています。
19. Produce Safety Assurance Standard(生産物安全保証基準)について教えてください?

Produce Safety Assurance Standard(生産物安全保証基準)とは、青果物の「総合農場認証(IFA)基準5.2版」の食品安全およびトレーサビリティに関する要素を抜粋したものです。この基準は、「総合農場認証(IFA)基準」の一部であり、青果物のIFAの「世界食品安全イニシアチブ(GFSI)」の認証に提示された各種項目で構成されています。

20. GRASPとは何ですか?

「GRASP」、すなわち「GLOBALG.A.P. Risk Assessment on Social Practice(GLOBALG.A.P.社会的実践のリスク評価:以下、「GRASP」)」とは、農場での社会的実践を評価することを目的とした、すぐに利用できる任意のアドオンです。11の標準化された要求事項に加え、労働者の健康、安全、福祉、および品質マネジメントシステム(QMS)要件が1項目定められています。GRASPは、貴殿のGLOBALG.A.P.認証の社会基準を広げることを目的としています。

21. GRASPの申請は必須ですか ― これは必須のアドオンですか?
  • GRASPは、正式なGLOBALG.A.P.認証に必須の基準ではありません。GRASPは任意のアドオンですが、供給業者や小売事業者はGRASPを必須要件として定めることができます。

ベンチマーク済みのスキーム(オプション3、オプション4)の認証を取得しています。GRASPの申請は可能でしょうか?

  • はい、GRASPは完全にベンチマーク済みのスキーム/AMCと組み合わせて評価できます。
22. GRASPの評価にかかる費用を教えてください。

料金は、2者(認証機関とGLOBALG.A.P.)から請求されます。

1. GRASPを評価する認証機関:認証機関が自己負担した評価実施時間/日数の工数費および評価実施者の人件費が請求されます。関連情報については、評価を実施する認証機関にお問い合わせの上、情報提供をご依頼ください。

2. GLOBALG.A.P.:生産者(個人または生産者団体の会員)および生産者団体に適用されるGRASP評価ライセンス料が請求されます。詳細は、「General GLOBALG.A.P. fee Table(GLOBALG.A.P.一般料金表)」および「Fee Table Annex 1 for the NTWG Supplement(NTWG補足書の料金表附属書1)」に記載されています。

23. GRASP国別解釈ガイドラインが必要なのはなぜですか?
  • 労働法は国によって異なります。GRASPの国別解釈ガイドラインには、最低賃金、法定労働時間、労働者の最低年齢など、対象となる法的要件が明記されています。

居住国を対象としたGRASP国別解釈ガイドラインがありません。GRASPに準じて評価を受ける方法がありますか?

  • 国別解釈ガイドラインがない場合、「GRASP General Rules v1.3 1-i」(GRASP総則1.3 1-i版)で定められているいくつかの要求事項を満たしているなら、例外として認証機関による申請が認められます。例外が認められる場合は、国別解釈ガイドラインがない場合にも、GRASPの評価を開始することは可能です。

GRASP評価結果へのアクセス

GRASP評価を受けました。供給業者/小売事業者がGLOBALG.A.P.のデータベースでGRASPの評価結果を確認する方法を教えてください。

  • GRASPの評価結果は公開されていないため、通常の検索では表示されません。社員にGLOBALG.A.P.のデータベースへのアクセス権(ブックマークパッケージ)が付与されており、かつ社員がデータのプライバシーを保証するためのGRASPの付託条項に署名している企業のみ結果を確認できます。この条件を満たす企業とその社員は、GRASP Observers(GRASPオブザーバー)となります。
24. localg.a.p.とは何ですか?

localg.a.p.とは、GLOBALG.A.P.のプロダクトラインを構成するブランドのひとつで、localg.a.p, Primary Farm Assurance(PFA、一次農場保証)が含まれます。PFAは認証の一部ではなく、評価のみに基づく基準です。localg.a.p.は、能力育成をコンセプトとして掲げています。localg.a.p.は、特にすぐに認証を取得できない生産者をはじめ、すべての生産者が認証取得に備えられるようにするため、必要に応じて地域での導入を目的に策定された基準です。

25. GGNラベルとは何ですか? GGNラベルは何を表していますか?

GGNラベルとは、GLOBALG.A.P.の消費者向けラベルで、認証された信頼できる農業と透明性を示します。
包装された生産物とバラ売りの生産物の両方で使用されるGGNラベルは、店内全体で消費者に一貫した保証と判断材料を提供するためのもので、食品安全性、環境保護、動物福祉、社会的責任、サプライチェーンの透明性を網羅する、認証取得済みの信頼できる農業規範に沿って生産された生産物であることを裏付けます。GGNラベルを貼付できる商品は次の通りです。

  • 青果物
  • 水産養殖
  • 花卉・観葉植物

GGNラベルは、透明性を最も重視したラベルで、食品や農産物の産地を消費者に伝える役割を担います。また、世界中の生産者、小売業者、消費者にメリットをもたらす認証された信頼できる農業を推進することで、当組織は未来を担う世代、そして地球のために世界規模で持続可能な開発を支援しています。

詳細はこちらをクリックしてご確認ください。

26. GGNラベルにはどんな意味がありますか?

このラベルは、食品の安全、持続可能性、環境保護、動物福祉、社会的責任、サプライチェーンの透明性を対象とする適正農業規範に従って生産された生産物であることを示すものです。ラベルの機能に関する詳細は、こちらをご確認ください。

27. GGNの正式名称は何ですか?

GGNは、「GLOBALG.A.Pナンバー(GLOBALG.A.P. Number)」の略称です。GLOBALG.A.P.はGGNラベルを支援している企業です。GGNとは、認証登録済みのすべての生産者に付与される生産者個人または生産者団体を特定する13桁の識別番号です。農場での生産工程が認証されると、生産者はこの番号を認証された農場で自らが生産した生産物のパッケージに印字できます。この番号によって、生産物の産地が特定できるため、小売事業者は生産物のサプライヤーを確認できます。

GGNラベルとロゴを組み合わせることでGGNは消費者が必要としている透明性を提供し、消費者が生産物の生産地や生産者を特定することを可能にしています。携帯デバイスを使用すれば、消費者は売り場で簡単に産地や生産者を確認できます。